家づくりのカーテンとブラインド、選び方と費用相場を種類別に整理

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新築の家づくりでは、間取りや水まわり設備の検討に時間をかける一方、窓につけるカーテンやブラインドは後回しにされがちです。窓1枚あたりの費用は、カーテンがおよそ5,000円から30,000円、ブラインドがおよそ8,000円から40,000円が目安で、種類によって遮光性や掃除のしやすさも大きく変わります。この記事では、費用の相場から代表的な種類、部屋ごとの選び方まで、入居前に押さえておきたいポイントを整理しました。

目次

カーテンとブラインドは窓1枚あたり2〜3割の価格差がある

カーテンは布地を左右に開閉して光や視線を調整するアイテムです。厚手の生地でできたドレープカーテンと、薄手のレースカーテンを組み合わせて使うのが一般的なスタイルとなっています。ブラインドは金属や木、樹脂などでできた細い羽根(スラット)を並べ、角度を変えて光の量を調整する製品で、カーテンのような布のかさばりがなく、すっきりとした見た目に仕上がります。

窓1枚あたりの価格帯は、カーテンがおよそ5,000円から30,000円、ブラインドがおよそ8,000円から40,000円です。同じサイズであれば、ブラインドの方が2〜3割ほど高くなる傾向にあります。既製品なら、カーテンは1組3,000円程度、ブラインドは6,000円程度から購入できますが、オーダーメイドにするとカーテンで2〜3倍、ブラインドで1.5〜2倍ほど価格が上がることも珍しくありません。

耐久性で比べると、厚地カーテンは約10年、レースカーテンは5〜10年程度使えます。対してブラインドの耐用年数は6〜8年程度で、カーテンよりやや短めです。長く使うならカーテン、デザイン性や機能性を重視するならブラインドという住み分けで考えると選びやすくなります。

新築一式のカーテン費用は30万円から50万円が目安

新築住宅でカーテンを一式そろえる場合、費用は30万円からが目安です。戸建て4LDK(窓10箇所程度)でハウスメーカーや工務店にコーディネートから施工まで依頼すると、30万円から50万円が相場になります。

自分でカーテンショップやオンラインストアを利用して用意する場合は、窓10箇所前後でも10万円程度に抑えられます。ハウスメーカー経由はコーディネートの手間がかからず統一感を出しやすい反面、価格は割高になりやすい点がネックです。リビングや寝室などこだわりたい部屋はオーダーメイド、納戸や子供部屋はコストを抑えた既製品というように、部屋ごとにメリハリをつける方法もあります。

カーテンの基本はドレープとレースの2枚使い

新築で選べるカーテンのうち、日本の家庭で最も多く採用されているのがドレープカーテンです。ひだ(プリーツ)がありゆったりとしたシルエットになる厚手のカーテンで、生地の厚みや織り方の種類が豊富、遮光や遮熱、防炎といった機能面のバリエーションも充実しています。

ドレープカーテンの内側に合わせるのがレースカーテンです。日中の視線を遮りながら自然光を室内に取り込む役割を持ち、UVカット機能やミラー効果(外から見えにくくする効果)を持つ製品も多くあります。

このほか、大きな一枚の生地を上下に開閉するシェードカーテンは、窓周りをすっきりまとめたい腰高窓やキッチンまわりと相性がよいタイプです。縦方向のルーバーを左右にスライドさせるバーチカルブラインドは、掃き出し窓や部屋の間仕切りに使われることが多く、縦のラインで空間に開放感を与えます。

ブラインドはアルミと木製で使い勝手が分かれる

アルミブラインドは薄くて軽いアルミ製のスラットが横方向に並ぶ、最もオーソドックスなタイプです。耐水性に優れているため、結露が出やすい窓や湿気の多いキッチン、洗面所にも使いやすく、カラーバリエーションも豊富で価格も比較的手頃です。

木製ブラインド(ウッドブラインド)は天然木ならではの温かみのある質感が魅力で、スラットの色や幅のバリエーションも豊富です。モダンやナチュラル、ヴィンテージ、エレガントなど幅広いインテリアスタイルに合わせやすい一方、アルミ製より重量があり、コードやループでの昇降操作にはある程度の力が必要になります。

ブラインド全般に共通する注意点として、スラットを一枚ずつ拭き掃除する必要があり、カーテンやロールスクリーンに比べると掃除に手間がかかります。ホコリが溜まりやすいキッチン周りでは、こまめな手入れが欠かせません。

ロールスクリーンは布地を拭くだけで手入れが済む

カーテンやブラインドと並んでよく比較される窓まわりアイテムに、ロールスクリーンがあります。生地をロール状に巻き上げて開閉する仕組みで、無地やプリント柄、和風のすだれ調まで生地のバリエーションが多彩です。遮熱やUVカット、抗菌、防カビなど機能性に優れた生地も数多く展開されています。

ブラインドのようにスラットを一枚ずつ拭く手間がなく、布地を拭くか洗濯するだけで済むケースが多いため、メンテナンス性を重視するならロールスクリーンも有力な候補になります。見た目のすっきり感を保ちながら掃除の負担を減らしたい場合は、窓の用途によってブラインドとロールスクリーンを使い分ける方法もあります。

寝室は遮光1級、リビングは遮光2級が目安

寝室のカーテンを選ぶ際に重要になるのが遮光等級です。生地がどれだけ光を通しにくいかを示す指標で、日本の業界基準では3段階に分かれています。遮光1級は遮光率99.99%以上でほとんど光を通さず、遮光2級は99.80%以上でわずかに光を通す程度、遮光3級は99.40%以上99.80%未満でやわらかく光を抑えるレベルです。

寝室には遮光1級が最適です。室内をほぼ真っ暗にでき、安眠環境の確保や省エネ、プライバシー保護に優れています。朝の光で早く目が覚めてしまう人や、日中に睡眠を取る必要がある人には特に向いています。

リビングやダイニング、子供部屋には遮光2級がバランスの良い選択です。ほどよく光を遮りながらも朝になったことがうっすらとわかる明るさが残るため、生活リズムを保ちやすくなります。閉め切った状態でも人の顔や表情を識別できる程度の明るさが確保され、実用性と快適さを両立しやすい等級です。

書斎や趣味の部屋など、程よい採光を保ちつつまぶしさだけを軽減したい空間には遮光3級が向いています。すべての部屋を同じ等級でそろえるのではなく、部屋の用途や生活スタイルに合わせて等級を使い分けることが、後悔しないカーテン選びのポイントです。

レースカーテンはUVカット率60%以上を目安に選ぶ

日中の視線対策として活躍するレースカーテンですが、選び方を誤ると後悔につながりやすいアイテムでもあります。特に多いのがミラーレースカーテンに関する失敗です。外からの視線を遮る効果が高い分、生地の密度が濃くなり、室内が薄暗く感じられたり、外の景色も見えにくくなったりすることがあります。

こうした失敗を避けたい場合は、採光タイプのレースカーテンを検討する方法があります。外から取り込んだ自然光を拡散させる構造になっており、従来のミラーレースよりも室内を明るく保ちやすいという特徴があります。日当たりを重視したい部屋には、遮蔽性よりも採光性を優先したレースカーテンを選びましょう。

UVカット機能については、一般的なミラーレースカーテン(昼間は外から見えにくいタイプ)がUVカット率30%から70%程度、昼も夜も外から見えにくいタイプが70%から90%程度です。屋内での紫外線対策としては60%以上が目安で、家具やフローリング、カーペットの色あせを防ぎたい場合は70%以上のUVカット率を持つ生地を選ぶのがおすすめです。南向きや西向きなど日差しが強く入る窓には、機能性レースを積極的に取り入れましょう。

配色はベース7割、メイン2.5割、アクセント0.5割が黄金比

カーテンの色は部屋全体の印象を大きく左右します。色選びで失敗しないためによく使われるのが、インテリアの配色バランスの黄金比です。壁や床など部屋の大部分を占めるベースカラーを70〜75%、家具やカーテンなど主役になるメインカラーを約25%、クッションや小物などのアクセントカラーを5%程度の比率で配分すると、まとまりのある空間になります。

配色に迷ったときは、同一色または類似色で部屋を統一するのも失敗しにくいコツです。同じ色でもトーン(明るさや鮮やかさ)を変えるだけで、部屋の印象は大きく変わります。落ち着いた雰囲気にしたいリビングにはグリーンやアイボリー系、リラックス効果を求める寝室にはブルー系の寒色やベージュ系が向いています。

カーテンは面積が大きいため、小さなサンプルだけで判断すると取り付けたときのイメージと違って見えることがあります。購入前にサンプル生地を取り寄せ、昼間の自然光の下、夜間の照明あり・なしなど、さまざまな状況で色の見え方を確認しておくと失敗を防ぎやすくなります。新築の場合は、床材や壁紙、建具の色との相性も含めて検討しましょう。

丈の測り方は掃き出し窓と腰窓で計算式が違う

カーテンのサイズ選びで基本になるのが丈の測り方です。カーテンレールのランナー(カーテンフックを掛ける金具部分)の下から垂直に測り、床までの長さから適切な分をマイナスまたはプラスします。

掃き出し窓(床までつながる大きな窓)の場合は、ランナーから床までの長さからおよそ1cmを引いた寸法が目安です。床に生地が擦れると傷んだり汚れたりする原因になるため、少し短めに仕上げます。

腰窓(腰の高さ程度にある窓)の場合は、ランナーから窓枠の下までの長さに、およそ15cmから20cmを加えた寸法が目安です。窓枠より長くすることで、光漏れを防ぎ、見た目にも安定感のある仕上がりになります。

既製カーテンでよく流通しているサイズは、幅100cm×丈135cmの2枚組、幅100cm×丈178cmの2枚組、幅100cm×丈200cmの2枚組の3パターンです。窓のサイズがこれらの規格に近ければ既製品でも十分対応できますが、規格外のサイズや特殊な形状の窓にはオーダーメイドが必要になります。新築の場合は建具や窓のサイズが図面段階で確定しているため、引き渡し前に採寸を済ませておくとスムーズです。

窓の場所によってカーテンとブラインドを使い分ける

窓の種類によって、カーテンとブラインドのどちらが適しているかも変わってきます。

リビングの掃き出し窓は、来客や外からの視線を考慮しつつ開放感も欲しい場所です。ドレープカーテンとレースカーテンの組み合わせが定番ですが、すっきりとした印象にしたい場合はバーチカルブラインドも選択肢になります。

寝室の腰窓は、遮光性とプライバシー保護が最優先されるため、遮光1級のドレープカーテンにミラーレースを組み合わせるのが基本です。断熱性を高めたい場合は、裏地付きのカーテンや、カーテンとブラインドの二重使いも検討する価値があります。

キッチンや洗面所など水まわりに近い窓は、湿気や油汚れに強いアルミブラインドやロールスクリーンが向いています。布製カーテンは汚れが染み込みやすく洗濯の手間もかかるため、掃除のしやすさを優先しましょう。

出窓や小窓には、シェードカーテンやロールスクリーンなど、開閉時にすっきり収まるタイプが使いやすい傾向にあります。窓の形状や設置スペースに合わせて、無理のない開閉方式を選ぶことが失敗を防ぐポイントです。

採寸と発注は引き渡しの1〜2ヶ月前から始める

新築でカーテンやブラインドを準備する際は、入居日から逆算したスケジュール管理が欠かせません。オーダーメイドの場合、採寸から納品まで数週間程度かかるのが一般的なので、遅くとも引き渡しの1〜2ヶ月前には採寸や発注の準備を始めておくと安心です。

建築中は窓枠の最終寸法が確定するまで正確な採寸ができないため、カーテンレールの取り付け位置が決まった段階、または内装工事が完了した段階で採寸するのが基本です。ハウスメーカーによっては、カーテン業者による現地採寸のタイミングを施工スケジュールに組み込んでくれる場合もあるので、担当者に早めに相談しておきましょう。

引っ越し当日から外からの視線が気になる場合は、最低限リビングと寝室だけでも先に取り付けを済ませておき、他の部屋は入居後に少しずつそろえていく進め方も現実的です。全部屋を一度に完璧にそろえようとすると予算もスケジュールも圧迫されやすいため、優先順位をつけて段階的に整えるとよいでしょう。

オーダーメイドと既製品はリビングと納戸で使い分ける

カーテンやブラインドには、決まったサイズから選ぶ既製品と、窓のサイズや好みに合わせて仕立てるオーダーメイドの2つの購入方法があります。

既製品のメリットは、価格の手頃さと納期の短さです。すぐに欲しい場合や、コストを抑えたい部屋にはこちらが向いています。ただしサイズが決まっているため、規格外の窓には対応できない場合があったり、微妙な丈の調整ができなかったりする点がデメリットです。

オーダーメイドのメリットは、窓のサイズにぴったり合わせられることに加え、生地やデザイン、機能(遮光、遮熱、防炎など)を自由に組み合わせられる点です。新築の顔となるリビングや、こだわりたい寝室にはオーダーメイドが向いています。一方で既製品より価格が上がりやすく、納品まで一定の期間がかかる点は考慮しておく必要があります。

予算配分の工夫としては、来客の目に触れやすいリビングやダイニングはオーダーメイドで質感やデザインにこだわり、子供部屋や納戸、廊下の小窓などはコストを抑えた既製品で済ませる方法がよく使われます。

カーテンの耐用年数は5〜10年、ブラインドは6〜8年

長く使うことを前提に選ぶなら、メンテナンス性や耐用年数も比較のポイントになります。厚地のドレープカーテンはおよそ10年、レースカーテンはおよそ5〜10年程度使用でき、比較的長い期間使い続けられるのが特徴です。生地によっては自宅の洗濯機で洗えるものも多く、定期的な洗濯で清潔さを保ちやすい点もメリットです。

一方、ブラインドの耐用年数はおよそ6〜8年程度とカーテンよりやや短めです。スラット部分にホコリが溜まりやすく、一枚ずつ拭き掃除をする手間もかかります。とはいえ水拭きができる素材が多いため、油汚れや湿気の多い場所では逆にメンテナンスしやすい側面もあります。

ロールスクリーンは布地を拭くか洗濯するだけで手入れが済むケースが多く、ブラインドほど掃除の手間がかかりません。抗菌や防カビ機能を持つ生地を選べば、湿気が気になる場所でも衛生的に使いやすくなります。

素材ごとにメンテナンスのしやすさや寿命が異なるため、設置する場所の使用頻度や汚れやすさを踏まえて選ぶことが、長く快適に使い続けるためのポイントです。

カーテンレールはC型、角型、I型で機能が異なる

カーテン本体だけでなく、それを取り付けるカーテンレールも新築時に検討しておきたい要素です。カーテンレールは大きく機能性レールと装飾レールの2種類に分けられます。

機能性レールは実用性を重視して設計されたレールで、滑車が内蔵されているため軽い力でカーテンを開閉できます。断面がアルファベットのCの形をしたC型は機能性レールの中でも最も一般的に使われているタイプです。断面が四角形の角型はランナーの滑りが良く、スムーズな開閉が可能です。断面がアルファベットのIの形をしたI型は曲げやすく、あらゆるカーブに対応できることからカーブレールとも呼ばれ、出窓のようなカーブした窓にも取り付けられます。

装飾レールは、デザイン性を重視した見せるタイプのレールです。木や金属、樹脂などさまざまな素材が使われており、ナチュラルやモダン、エレガントなど、インテリアのテイストに合わせて選べます。カーテンボックスで隠す前提の部屋には機能性レール、レール自体をインテリアのアクセントとして見せたい部屋には装飾レールを選ぶと、見た目の統一感を出しやすくなります。

レールの本数にも種類があり、レースカーテンを設置しない部屋向けのシングルタイプと、ドレープカーテンとレースカーテンの両方を掛けられるダブルタイプがあります。シングルタイプはプライバシーをそれほど気にしない書斎や収納部屋などに適しており、ダブルタイプはリビングや寝室のように時間帯によって明るさの調整や目隠しが必要な部屋との相性がよく、断熱や遮光の効果も高めやすいメリットがあります。新築時にはあらかじめ間取り図の段階でレールの種類や本数を工務店やハウスメーカーと相談しておくと、後からの追加工事を避けられます。

厚手カーテンとブラインドの併用で断熱と防犯を両立する

カーテンやブラインドは、見た目やプライバシー保護だけでなく、住まいの快適性や安全性を支える役割も担っています。厚手のドレープカーテンや裏地付きのカーテンは、窓からの熱の出入りを抑える効果が期待でき、冬場の底冷えや夏場の日射熱を軽減する助けになります。断熱性能を重視したい寝室やリビングの大きな窓では、遮熱や保温の機能を持つ生地を選ぶことで、冷暖房の効率を高めやすくなります。

外から室内の様子が見えにくくなることは、空き巣などの被害を防ぐ対策の一つになります。新築の引っ越し当日は、荷物の搬入や在宅状況が外から把握されやすいタイミングでもあるため、入居前にレースカーテンだけでも先に取り付けておくと安心です。ミラーレースタイプは日中の視線を遮る効果が高く、防犯対策としても活用されています。夜間は照明をつけると室内が透けて見えやすくなるため、厚手のドレープカーテンやブラインドを併用し、昼夜どちらの時間帯でも視線を遮れるようにしておきましょう。

カーテンとブラインドのメリット・デメリットを比較する

最後に、カーテンとブラインドそれぞれの特徴を整理します。

カーテンは、ふんわりとしたシルエットで部屋をやさしい雰囲気に演出でき、横方向に開閉するためサイズが大きくなっても操作しやすいというメリットがあります。1枚の大きな布で窓全体を覆うため遮光性が高く、外からの音をある程度吸収する効果も期待できます。複雑な部品やコードがないため、小さな子どもが絡まる事故のリスクが低く、布製なので触れてもケガの心配がほとんどありません。一方で、締め切っていると風通りが悪くなりやすく、光の量を細かく調整するのは苦手です。

ブラインドは、採光や遮光、風通しを細かく調整できる点が強みです。スラットの角度を変えることで、外からの視線を遮りながら風だけを通すといった、カーテンでは難しい微調整が可能になります。日中の明るさや視線を状況に応じてこまめに調整したいリビングやダイニングとの相性がよいタイプです。反面、スラットの隙間から光や音が漏れやすく、完全な遮光や防音は難しくなります。羽根に付いたホコリは専用のブラシで一枚ずつ払い落とす必要があり、昇降用のコードは小さな子どもがいじってしまう危険性もあります。過去にはコードが子どもの首に絡まる事故につながったケースも報告されており、小さな子どもがいる家庭では、コードレスタイプやコードを壁面に固定できる安全金具付きの製品を選ぶなど、事故防止の配慮が欠かせません。

項目カーテンブラインド
遮光性高いスラットの隙間から光が漏れやすい
風通し締め切ると悪くなりやすい角度調整で風だけ通せる
防音性布地が音をある程度吸収隙間から音が漏れやすい
安全性コードなしで事故リスクが低い昇降コードへの配慮が必要
掃除洗濯できるものが多いスラットを一枚ずつ拭く手間がある

遮光性や安全性を重視する寝室や子ども部屋にはカーテン、採光や通風の微調整を重視するリビングやダイニングにはブラインドというように、部屋の使い方に応じて向き不向きを見極めることが、新築の窓まわり計画のポイントになります。

新築の窓まわりは部屋ごとの予算配分で計画する

新築の家づくりにおけるカーテンやブラインド選びは、デザイン性だけでなく、遮光性やプライバシー保護、断熱や遮熱の性能、メンテナンス性など、多くの要素を検討する必要があるアイテムです。

費用相場は、ハウスメーカー経由なら30万円から50万円程度、自分で用意する場合は10万円程度からと幅があるため、予算配分を考えながら部屋ごとにオーダーメイドと既製品を使い分けるのが現実的な進め方です。

カーテンは種類が豊富でデザインの自由度が高く、長期間使いやすいという特徴があります。ブラインドはすっきりとした見た目と機能性が魅力ですが、掃除の手間や耐用年数の短さも考慮が必要です。ロールスクリーンは掃除のしやすさを重視する人に適した選択肢といえます。

部屋の用途に応じて遮光等級を使い分け、レースカーテンはUVカット率や採光性にも注目しながら選ぶことで、快適な窓まわりを実現できます。色選びの黄金比やサンプル確認、窓タイプごとの丈の測り方といった基本を押さえておけば、理想の住まいに近づけます。引き渡しの1〜2ヶ月前を目安に採寸や発注を進め、家全体のバランスを見ながら窓まわりを計画しましょう。

カーテンやブラインドは、一度取り付けると数年から十年近く使い続けることが多いアイテムです。価格の安さだけで決めてしまうと、機能面やデザイン面での不満が出てくることもあります。ショールームやカーテン専門店では実物のサンプルを確認できる場合が多いので、可能なら実際に生地やスラットの質感、開閉のしやすさを手に取って確かめてから決めるとよいでしょう。家族構成やライフスタイルの変化も見据えながら、長く快適に暮らせる窓まわりを作り上げましょう。

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