注文住宅のカーテン・ブラインド選び方完全ガイド|部屋別おすすめと費用相場

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注文住宅のカーテン・ブラインド選びは、部屋の用途に合わせた機能性の選択と、費用のメリハリ配分が成功の鍵となります。リビングには開閉しやすいカーテンやバーチカルブラインド、寝室には遮光1級カーテン、子供部屋には安全なコードレス仕様を選ぶことで、快適な住まいを実現できます。費用相場は窓10箇所で30万円から50万円程度ですが、こだわる窓とそうでない窓を分けることで、満足度を保ちながらコストを抑えることが可能です。

注文住宅を建てる際、間取りや設備には多くの時間をかけて検討するものの、カーテンやブラインドの選択は後回しになりがちです。しかし、窓まわりのインテリアは住まいの印象を大きく左右し、快適な暮らしに直結する重要な要素です。本記事では、注文住宅におけるカーテン・ブラインドの基本知識から、部屋別のおすすめ選び方、費用相場、そしてよくある失敗例まで詳しく解説します。この記事を読むことで、窓まわりアイテムの特徴や機能の違いを理解し、予算内で理想の住まいを実現するための具体的な方法がわかります。

目次

カーテンとブラインドの基本的な違いと特徴

注文住宅の窓まわりを考える上で、まず押さえておくべきなのがカーテンとブラインドそれぞれの特徴です。カーテンは保温・断熱性に最も優れており、洗濯機で洗える清潔さが魅力です。一方、ブラインドは羽根を動かして光の入り方を細かく調整できる「調光機能」が最大の特徴となっています。

カーテンのメリットと選ぶべき理由

カーテンは窓まわり製品の中で最も一般的で広く使用されている商品です。布製のファブリックを使用し、左右に開閉して使用します。カーテンのメリットとして、まず機能性の充実が挙げられます。厚地カーテンであるドレープカーテンには遮光機能と断熱機能があり、夏の強い日差しをさえぎり、冬の室内暖気を逃がさない効果があります。

保温・断熱性に関しては、カーテンが最も優れています。レースカーテンとドレープカーテンの両方を窓にかければ、窓との間に2つの空気の層ができ、熱の出入りを効果的に遮断してくれます。また、ブラインドと異なり、洗濯機で洗えることもカーテンの大きなメリットです。清潔な状態を保ちやすいため、小さい子どもがいる家庭など、ダニやほこりが気になる場合におすすめです。

カーテンの耐久性は比較的高く、厚地カーテンは約10年、レースカーテンは5年から10年程度使用できるとされています。一方、デメリットとしては、ヒダの凹凸があり少々圧迫感があること、細かな光の調整がしにくいことなどが挙げられます。

ブラインドの調光機能と通気性のメリット

カーテンとブラインドの最大の違いは、羽根を動かして光の入り方を細かく調整できる「調光機能」があることです。季節や気温に応じて使い分けられ、光や視線を遮りながらも風を通すため、カーテンより通気性に優れています。ブラインドのデメリットは、風通しがよい一方、「遮音性」や「遮光性」が低くなることです。その構造上、羽のスキマを完全に埋めることはできません。また、ブラインドの耐用年数は6年から8年といわれており、カーテンよりもやや短めです。

ブラインドの種類と特徴を徹底比較

ブラインドには複数の種類があり、それぞれ異なる特徴を持っています。設置する部屋の用途やインテリアスタイルに合わせて最適なものを選ぶことが大切です。

アルミブラインドは軽量で操作しやすい定番タイプ

アルミブラインドは最も一般的なブラインドで、アルミ製のスラット(羽根)を水平に並べた構造です。軽量で操作しやすく、比較的安価なのが特徴です。インダストリアルスタイルやモダンなインテリアに適しており、オフィスでもよく使用されています。

ウッドブラインドは温かみのあるデザイン性が魅力

ウッドブラインドの特長は「デザイン性」です。天然木でできたスラットは、無機質なアルミブラインドに比べて、温かみがあるためインテリアと調和します。また、スラットに重量があり、風が強めに吹いてもバタつくことなく静寂性にも優れています。リビング、寝室、書斎などにおすすめのブラインドです。

ウッドブラインドはカーテンと同様に光の調節や風通しが良いのが特徴です。またカーテンはヒダの凹凸があり少々圧迫感がありますが、ウッドブラインドはデスク前に置いても部屋側に飛び出さず空間を広く使用できるのもメリットの一つです。静電気の発生を極力抑えることもできます。

デメリットとしては、木製ブラインドはどうしても重量があるため、コードやループでの昇降操作に多少の力が必要になります。また、お手入れの際に一枚ずつスラット(羽)を掃除する手間があります。価格もアルミブラインドに比べて高めです。

バーチカルブラインドは開放感とスタイリッシュさを演出

縦型ブラインドは「バーチカルブラインド」とも呼ばれ、細長いスラット(ルーバー)を上から吊り下げたつくりのブラインドです。カーテンのように横へ開閉したり、操作バトンでスラットを回転させたりすることで調光や視線のコントロールを行います。

バーチカルブラインドは縦ラインが強調されることで天井が高く見え、お部屋全体に開放感が生まれることが最大の特長です。ルーバーの素材はファブリック生地が主流で、綿、麻風、シルク調、すだれ調など豊富なデザインから選べます。

このブラインドの最大の魅力は、スッキリとした縦のラインが空間に与える「開放感」と「スタイリッシュさ」です。特に、天井が高いリビングや広い窓に使うと、空間がぐっと上質に見えます。ホコリも貯まりにくくお手入れが簡単なのも嬉しいポイントです。また、カーテンのように左右に開閉して使用するため、リビングやバルコニーなどの大きくて出入りの多い窓にも最適です。ルーバー(羽根)を1枚づつ取り外すことができ、部分的に交換可能という利点もあります。

デメリットとしては、価格がお高めであること、外からの視線がカーテンと比べ気になること、子供やペットが紐に引っかかり転倒してしまう恐れがあること、窓のサイズによってはたたみ代が気になることなどが挙げられます。横型のブラインドに比べて商品数が少なく、賃貸物件の場合は取り付けできないこともあります。

ロールスクリーンとシェードの特徴と適した窓

ロールスクリーンとシェードは、カーテンやブラインドとは異なる特徴を持つ窓まわりアイテムです。それぞれの特性を理解して、適切な場所に設置することが大切です。

ロールスクリーンは小窓に最適な選択肢

ロールスクリーンは、どんな形の小窓にも対応しやすい点がメリットです。小窓は、縦長・横長のもの、四角いもの、丸いものなどさまざまですが、ロールスクリーンであればどんな窓にも対応できます。シェードやブラインドよりも安価なものも多いため、費用をかけずに小窓の目隠しをしたい方にぴったりです。デメリットとしては、生地1枚で構成されているため、開けるか閉めるかの二択しかなく、細かな調整が難しい点が挙げられます。

シェードはカーテンとの相性が抜群

シェードとは「ローマンシェード」とも称され、カーテン生地で仕立てられた幕体(生地)をたたみ上げて開閉するアイテムです。ロールスクリーンと同様すっきりとした見た目でありつつも、ファブリック感を楽しめるのでより優しい印象です。

シェードのメリットは何といっても、カーテンとの相性がいいことです。一つの部屋に大きな掃出し窓と小窓がある場合は、大きな窓をカーテン、小窓をシェードにすると統一感が出て、素敵なインテリアにできます。デメリットとしては、シェードを掃き出し窓に設置すると出入りの際に毎回開閉しなければならず、手間に感じられることがあります。そのため、出入りが頻繁な窓には適さないといわれています。

カーテン生地の素材による違いと選び方のポイント

カーテン生地の素材は大きく分けて「天然繊維」と「化学繊維」の2種類があります。それぞれの特徴を理解して、用途に合った素材を選びましょう。

ポリエステルは耐久性と機能性に優れた定番素材

ポリエステルはカーテン素材としてポピュラーなもので、特にレースカーテンではシェア率約99パーセントを占めるほどです。石油・石炭・天然ガスなどを原料にした化学繊維で、耐久性に優れているのが特徴です。丈夫なため長く使用することができます。

魅力は、強度があり縮みにくく圧倒的な耐久性があることです。また、特殊加工が容易なことから、遮光・断熱・防災・ウォッシャブルといった機能性カーテンとしても重宝されています。デメリットは、静電気が起きやすく毛玉ができやすいこと、吸湿性が悪いので蒸れやすいことです。

天然繊維はナチュラルな風合いが人気

天然繊維はナチュラルで優しい風合いが人気で、静電気が発生しにくくホコリの吸着を抑えられ、清潔さをキープしやすい素材です。

コットン(綿)の長所は、肌触りがいい、吸水吸湿性が高い、熱に強い、保湿性がある、環境にやさしい点です。短所は、比較的縮みやすい、比較的シワになりやすい、長時間日光にあたると黄変しやすい点です。綿は通気性がよく、内側の水分を吸い取って外側へ発散する性質があり、そのため夏は涼しく、繊維の中心部に空洞があり空気を保つため冬は保温性が良い優れた生地です。

リネン(麻)は麻の一種であるフラックスを原料とする素材で、さらりとした上質な肌触りが特徴です。耐久性はコットンの2倍ともいわれるほど丈夫で、使い込むほどに柔らかくなじみます。また、吸湿性・速乾性・抗菌性が高いことも魅力です。麻特有のナチュラルな色・さらっとした質感が好まれます。耐水性・耐熱性に優れ、通気性・速乾性が高いという特徴があります。一方でしわになりやすい、ホームクリーニングができないものもあります。

素材選びは優先したいポイントで決める

お部屋のコーディネートや雰囲気を優先したいときは天然素材のカーテンから探し始めると、お好みのカーテンに早く出会えます。逆に、過ごしやすさを優先するときは、機能性の高い化学繊維のカーテンから探し始めるとよいでしょう。

カーテンの生地はたくさんの糸で織られていますので、ポリエステルと天然繊維を混ぜて作ることも可能です。そうすることで、天然素材の風合いは残しつつ、伸び縮みしづらく、ご自宅でも洗いやすいカーテンになります。素材ごとにメリットとデメリットがあり、選ぶ際には素材に加えて機能に注目することも大切です。価格や特徴、必要な機能、手入れのしやすさを比較して、自分に最適なカーテンを選びましょう。

遮光カーテンの等級と選び方の基準

遮光カーテンの等級は、生地に光を当てどれくらいの光を遮ったかを測定する日本工業規格「JIS」による遮光性能試験の結果によって決まります。遮光カーテンは遮光性の高いものから順番に、1級(遮光率99.99パーセント以上)、2級(遮光率99.80パーセント以上99.99パーセント未満)、3級(遮光率99.40パーセント以上99.80パーセント未満)に分類されています。

遮光1級は完全な暗室を実現

遮光1級は部屋の中にいる相手の顔が認識できない程度の遮光性を持つ遮光カーテンです。外からの光をほぼ遮断するため、昼間カーテンを閉めたお部屋の中で、隙間からの光を除けば、人の顔や表情が認識できないレベルの暗さです。遮光1級は遮光率が99.99パーセントのカーテンを指しますが、さらに5段階に分類されます。遮光1級(A++)は完全遮光のカーテンで、生地に加工が施されています。

夜の街灯や月灯り、朝日も感じにくく、真っ暗の中で寝たい方や、夜間のお仕事など朝方から就寝される方などには必須の遮光性です。ホームシアターを楽しみたい方や、夜勤などで昼間に熟睡する必要のある方、夜に外へ明かりが漏れるのが気になる方などにもおすすめです。

遮光2級は適度な明るさを保つバランス型

遮光2級は朝日が射しても光を遮り、快眠が得られる程度の遮光性を持つ遮光カーテンです。わずかに光を通すため、リビングやダイニングなど適度な明るさを保ちたい場所に適しています。朝になるとうっすらと明るさが伝わるので、1級遮光カーテンと比べると寝過ごす心配も少なくなるでしょう。遮光2級は1級ほど暗くなりませんが、ほどよい暗さで使いやすく、色や柄の選択肢も豊富です。

遮光カーテンの1級と2級は0.1パーセントほどの差しかありません。しかし、人の目はわずかな光でも感じ取ってしまうことから、この0.1パーセントの差が大きな違いとなります。

遮光3級は自然な目覚めをサポート

遮光3級は外からの光が当たると明るくなり、朝が来たとわかる程度の遮光性を持つ遮光カーテンです。遮光等級3級カーテン使用時の室内の暗さは「人の表情はわかるが作業には暗いレベル」です。朝が苦手ですぐ起きれないという人は遮光2級カーテンや非遮光カーテンを選ぶのもおすすめです。自然な光をお部屋に取り込むことができるので、朝の目覚めが良くなります。

色と遮光性の関係を理解する

目安としては濃い色は遮光性が高く、薄い色は遮光性が低くなります。遮光1級に限定するよりも、遮光2、3級まで選択肢を広げたほうが、カーテンの色柄のバリエーションは増えるので、お好みのカーテンが見つかる可能性が高まります。

部屋別カーテン・ブラインドの最適な選び方

窓まわりアイテムを選ぶ際、最初に考えるべきなのは、「開閉の頻度」です。例えば、リビングの掃き出し窓のように一日に何回も開け閉めするような窓に、開閉が面倒なアイテムを選んでしまうと、ストレスにつながってしまいます。開閉頻度が高い窓にはカーテンがおすすめです。軽い力でも開閉しやすく、レースと厚手カーテンの2枚使いなら採光・調光もできます。開閉頻度が低い窓にはブラインド・ロールスクリーン・ハニカムブラインドがおすすめです。上下に開閉するため、開閉頻度の少ない場所が適しています。

リビング・ダイニングは機能性とデザイン性を両立

家族が集まるメインスペースには、くつろぎと機能性を兼ね備えたカーテンがおすすめです。厚手のドレープカーテンとレースカーテンの組み合わせで、昼夜問わず快適な空間を演出できます。リビングは家族が過ごす時間が長い場所なので、カーテンもこだわって選ぶ人が多いでしょう。優雅な雰囲気にするならドレープカーテンを、シャープでモダンな雰囲気にするならシェードやブラインドを選ぶと良いでしょう。

リビングに多い掃き出し窓では、開閉がスムーズなカーテンが使い勝手がよく、出入りもストレスフリーです。ベランダや庭に繋がっている窓など、頻繁に出入りする掃き出し窓には開け閉めのしやすいカーテンが良いでしょう。

バーチカルブラインド(縦型のブラインド)は左右に開け閉めが簡単にできるので、ベランダなど出入りがある場所におすすめです。バーチカルブラインドは特にリビング等の大きな窓におすすめですが、天井もしくは天井付近の高い位置から取り付けるのが最適で、縦ラインが強調されて、より洗練された見た目になります。

寝室は遮光性と防音性を重視

良質な睡眠を確保するためには、遮光性の高いカーテンが必須です。1級遮光のカーテンを使用することで、朝日や外の光を遮断し、快適な睡眠環境を整えられます。また、防音効果のある厚手カーテンは、外部の騒音軽減も期待できます。カーテンは遮光性や防音性に優れているものも多く、寝室やリビングなど、落ち着きたい空間に向いています。

快適な睡眠環境づくりには、興奮状態を落ち着かせるブルーなどの寒色系やグリーンなどの中性色のカーテンや窓まわりアイテムがおすすめです。ウッドブラインドは木の質感によって上質な雰囲気を表現し、北欧スタイルやモダンスタイルに仕上げてくれます。カラー展開は10色以上で、あらゆるインテリアスタイルにフィットする点が大きな魅力です。

子供部屋は安全性と機能性が最優先

小さな子どもには、コードが危険だったり、操作方法が難しい場合があります。そのため、子ども部屋には開け閉めが簡単で、事故のリスクの少ないカーテンを選ぶのがおすすめです。

子供部屋におすすめのカーテンの機能は、ウォッシャブル(汚れても自宅でお洗濯できる)、遮光(プライバシーを守る、強い朝日や西日を和らげる)、ミラー(日中のプライバシーを守る)、UVカット(紫外線をブロックしてお肌や家具を守る)などが挙げられます。

ブラインドを選ぶ場合は、ボトムハンドルで上げ下げする「コードレス仕様」のアルミブラインドも登場しています。片手で操作でき、コードが絡まる危険がないので、お子様やペットがいても安心なブラインドです。

和室は落ち着きのある色と素材を選ぶ

和室に採用するカーテンは、アースカラーのものなど、落ち着きがある色や柄を選ぶのがおすすめです。和紙のプリーツシェードなど、和室向けのカーテンもたくさんあります。

書斎・ワークスペースは光の調整機能を重視

書斎やご自宅のワークスペースなど、長時間の作業をするお部屋には、細やかに光の調整ができるブラインドが最適です。

小窓・出窓は省スペースなアイテムを

小さな窓や出窓には、スペースを取らないブラインドがおすすめです。省スペースで設置することができるので、圧迫感を抑えることができます。

注文住宅のカーテン費用相場と予算の立て方

注文住宅のカーテン費用は、購入方法や選ぶ商品によって大きく異なります。全体的な費用相場を理解した上で、予算配分を考えましょう。

全体的な費用相場は30万円から80万円

施工会社(工務店やハウスメーカー)に依頼する場合、新築カーテンの費用相場は1坪1万円ほど(1坪は約3.3平米)が最低ラインと言われています。つまり30坪だと30万円ほどになります。窓10箇所の場合で、費用は30万円から50万円が相場という説もあります。

ハウスメーカー・工務店に依頼すると、一般的な戸建て住宅ではカーテンの総費用として30万円から80万円ほどがかかります。4LDKの家でカーテンが必要な窓の数は10か所前後で、全てカーテンを取り付けるとすると、予算はおおよそ20万円から50万円ぐらいです。

オーダーカーテンの価格帯を把握する

オーダーカーテンの相場は1窓あたり10,000円から100,000円程度です。カーテン専門店でフルオーダーの場合、1枚数万円から10万円程度まで幅広く、遮光性や断熱性などの機能面、デザイン性によって細かく設定が異なります。

掃き出し窓で、オーダーカーテンなら4万円から10万円程度、イージーオーダーなら1.5万円から2万円程度、既製品なら5千円から8千円程度です。腰高窓は1割から3割程度安くなります。

費用が高くなる要因を理解する

注文住宅のカーテン費用が高くなりがちな理由として、採寸や取り付けなどの費用がかかること、フルオーダーのカーテンを選んでいることが挙げられます。特に採寸や取り付けをプロにお願いする場合は人件費が上乗せされるため、費用が一気に上がります。ハウスメーカーや工務店を通す際のマージンが費用にプラスされるので、ほかの方法に比べると割高になる傾向があります。

費用を抑えるための具体的な方法

既製品のカーテンであれば、住宅全体で10万円以内に抑えることも可能です。カーテン専門店との直接的なやり取りにより、施工業者に依頼する場合に比べると費用が割安になります。値段がリーズナブルなカーテンでそろえれば、さらに費用を抑えられます。

すべての窓に同じカーテンを使う必要はありません。部屋の使い方や視線の有無によって、カーテンに求められる機能や見た目の優先度は大きく変わってきます。ニトリでの購入が最適な場所もあれば、100円ショップの突っ張り棒とカフェカーテンで十分な場所もあります。

実際の購入例として、LDKはカーテン専門店、他の部屋はニトリで購入するという方法もあります。お金をかけたい窓をピンポイントで決めて、それ以外の窓は低価格のものにするのがおすすめです。

カーテンの購入方法による違いとメリット・デメリット

カーテンの購入方法にはいくつかの選択肢があり、それぞれに特徴があります。自分の状況に合った購入方法を選びましょう。

ハウスメーカー・工務店に依頼する方法

ハウスメーカーに依頼する方法は、新築のカーテンで一番多い注文パターンです。メリットは「ラク」であること。全部業者さんにお任せで取り付けできるので、採寸やカーテンレールの取り付けなど自分でする必要がありません。

デメリットは費用がかさむことです。カーテンレールの取り付けや採寸などの手間賃、コーディネーターの人件費、カーテン生地のグレードが高級すぎるなどがその理由です。最低ランクのカーテンでも30万円はかかると心づもりしておいた方がいいでしょう。

最も失敗を避けられるのは、注文住宅の施工業者を通してカーテンを注文する方法となります。ハウスメーカーや工務店が提携するカーテン業者を紹介してもらえるため、ご自身でカーテン業者を探す手間がかかりません。

カーテン専門店で購入する方法

カーテン専門店で購入するメリットは費用をおさえられることです。ハウスメーカーの見積もりでは30万円から80万円以上したカーテンが、カーテン専門店なら10万円から20万円におさまるので、約20万円から70万円の節約になります。専門知識豊富なスタッフがアドバイスしてくれるので、細かな注文や相談もしやすいというメリットもあります。

ニトリなどの量販店で購入する方法

ニトリでは既製品からオーダーカーテンまで幅広く用意していて、デザインが豊富(ドレープカーテンだけで約280種)で、機能性に優れています(遮熱、消臭、防炎、遮音、防音、防汚、ミラーなど)。

ニトリでも、既製品は安いですが、オーダーだとカーテン専門店とあまり変わらない場合もあります。ニトリのオーダーカーテンは、約10日から2週間程度で納品されます。

ホームセンターで購入する方法

ホームセンターのカーテンは、大量生産品のためリーズナブルな価格で販売されていることが多いです。既製サイズのカーテンが多いので、購入してすぐに持ち帰ることができるというメリットもあります。

注文住宅のカーテン選びでよくある失敗例と対策

カーテン選びでは、さまざまな失敗パターンがあります。事前に知っておくことで、同じ失敗を避けることができます。

サイズの間違いによる失敗

カーテンのサイズを間違えてしまったという後悔は、よくある後悔のひとつです。カーテンのサイズを間違えてしまうと、見栄えが悪くなったり、遮光できなくなってしまうため、最悪の場合、買い直しになってしまいます。よくあるパターンは幅と丈を逆に発注してしまったケースです。特にネットで購入の場合に入力を間違えて届いたら丈が短くて幅が大きいということがあります。

色・デザインの失敗

ネット通販で特に多いのがこの失敗です。「写真と実物で色味が全然違う」「生地の質感が想像と違った」なんてことにならないよう、購入前の確認が肝心です。特に派手な色はインパクトも大きく、一歩間違えればリラックスできない部屋になることも。特にリビングや寝室など、滞在時間が長いスペースやリラックスしたいスペースなどは要注意です。

納期の問題による失敗

既製品は購入すればすぐに持ち帰って設置ができますが、オーダーカーテンは納品までに時間がかかります。例えば、ニトリでイージーオーダーした際は届くまで1ヶ月近くかかることもあります。引っ越しのタイミングに間に合わないという失敗もよく聞かれます。

カーテンをつけない選択の失敗

注文住宅の窓にカーテンを付けないという選択が増えているものの、失敗したと感じるケースが多く見受けられます。コスト削減や掃除の手間を省けるなどのメリットがある一方で、外からの視線が気になるというのがデメリットです。

遮光・機能面の失敗

スタディスペースの場合、勉強をする場所(長時間座っている場所)であるのにも関わらず、西日が眩しい方向の窓にカーテンをつけていなかったという失敗があります。寝室の場合、休息をとる場所であるにのにも関わらず、外が明るいのに遮光できない白いロールスクリーンをつけてしまったという後悔も聞かれます。

レースカーテンの透過度の失敗

選択したレースの透過度によっては、外からの視線を期待したほど遮れない場合があり、「外から丸見えで結局レースカーテンだけにしておけない」とか「すぐに買い替えた」という失敗談も聞かれます。

予算オーバーの失敗

打ち合わせの最後にやってくるカーテンの話に疲れてインテリアコーディネーターにお任せし予算を大幅に超えてしまったというケースがあります。全窓にオーダーカーテンとなると総額で100万円近い金額になることもあります。

カーテンレールの取り付け失敗

カーテンレールやブラインド等をつけたい場所の下地の有無は確認が必要です。下地がないところにビスを打ったためにカーテンレールが落下した事例もあります。

カーテンのお手入れ方法と洗濯の基本

カーテンを長く清潔に使うためには、適切なお手入れが欠かせません。洗濯頻度や方法を理解しておきましょう。

洗濯頻度の目安

洗濯の頻度としては、環境にもよりますが、厚地のカーテン(ドレープ)は年に1回、汚れが目立ちやすいレースカーテンは年に2回から3回が目安とされています。お部屋で喫煙される方、大きな道路に面した場所などの砂埃・排気ガスがつきやすいなど、汚れが目立つ場合は、目安として2ヶ月から3ヶ月に1回程度の頻度で洗濯することが望ましいとされています。

洗濯前の確認事項

洗濯機マークまたは手洗いマークが表示されていれば水洗いが可能です。水洗い不可のマークのものは自宅では洗濯できないのでクリーニングに出しましょう。綿・麻・レーヨン素材の生地は、色落ち、縮みなど洗濯することで風合いを損ねてしまう可能性があるためご自宅での洗濯は控えましょう。

洗濯の正しい手順

まず、ほこりを取り除きます。カーテンの表面にはほこりがたくさんついています。レールから外す前に掃除機などでほこりを吸い取っておきましょう。次にフックを外します。カーテンを洗濯する前には、必ずフックを外しましょう。フックを付けたままだと、洗濯中に生地が引っかかって破れる可能性があります。

たたみ方としては、洗濯機の中で傷んだりシワになったりするのを防ぐために、カーテンは蛇腹に折ってから洗います。洗い方は、カーテンを洗濯ネットに入れ、中性洗剤を使って洗濯機の手洗いコースやドライコースで洗います。脱水は、ドレープカーテンなら1分程度、レースカーテンなら30秒程度の脱水でも十分ですので、長時間脱水にかけないよう注意しましょう。

干し方のコツ

洗濯前に取り外したフックを付けてカーテンレールに取り付けて乾燥させましょう。濡れたままカーテンレールに吊るすことでカーテン自体の重みでシワが伸び、綺麗に乾かすことができます。

洗濯に適した時期

カーテンを洗濯する時期としては、特に乾きやすい春から夏が向いています。春は冬の間に蓄積された埃や汚れを取り除き、部屋を清潔に保つために洗濯するのがおすすめです。また、秋は夏の暑い時期にカーテンが汗や湿気を吸収することがあるため、カーテンを洗って清潔にすることが望ましいとされています。

日頃のお手入れ方法

厚手のカーテンには月に1回ほどハンディータイプの掃除機をかけましょう。ホコリは汚れだけでなくカビのエサにもなります。カビ予防のためにも、カーテンの換気を心掛けることが重要です。湿気がこもりがちな場所では、洗濯だけでなく定期的な換気や除湿機の使用も効果的です。

注文住宅ならではのカーテン選びのポイント

注文住宅ならではの利点を活かしましょう。一般住宅の場合、カーテンレールはすでに取り付けられていますが、注文住宅ならカーテンレールも選択可能です。ナチュラルにまとめたいなら木製のレール、シャープにするならアイアンのレールを選ぶなど、好みのテイストに合わせてレールを選択しましょう。

また、設計段階でカーテンやブラインドのことを考慮しておくことも大切です。下地の位置を事前に確認し、希望の場所にカーテンレールやブラインドを取り付けられるようにしておきましょう。

まとめ

注文住宅のカーテン・ブラインド選びは、住まいの快適性とインテリアの完成度を左右する重要な要素です。部屋の用途、開閉頻度、求める機能性、そして予算を総合的に考慮して選ぶことが大切です。

リビングや寝室など長時間過ごす空間には、機能性とデザイン性を兼ね備えたカーテンがおすすめです。一方、書斎やワークスペースには光の調整がしやすいブラインドが適しています。子供部屋では安全性を最優先に考え、コードレス仕様のものを選ぶと良いでしょう。

費用面では、全ての窓に高級なオーダーカーテンを選ぶ必要はありません。こだわりたい窓とそうでない窓を分け、メリハリをつけた予算配分をすることで、満足度の高いカーテン選びができます。

失敗を避けるためには、サイズの確認、実物サンプルでの色・質感の確認、納期の余裕を持った発注が大切です。そして、注文住宅ならではの利点を活かし、カーテンレールや下地の位置なども含めてトータルでコーディネートすることで、理想の住まいを実現しましょう。

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